助産師さんのえんむすびコラム

Vol.21【妊娠期・育児期】親子の心をつなぐ絵本

Vol.21【妊娠期・育児期】親子の心をつなぐ絵本

2025年08月22日 19:03

VOl.21【妊娠期・育児期】親子の心をつなぐ絵本


えんむすびコラムへようこそ。

子育て案内所えんむすびの助産師なおです。


コラムでは、妊娠期から乳児期における何気ない質問や素朴な疑問について

お答えしたり、情報を発信しています。


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今回は、【絵本】についてです。



Q. 幼少期、どんな本を読んでいましたか?



大人に読んでもらった本

何度も読みたくなった本

大好きだった絵本

印象に残っている本

今でも大事にしている本

忘れられない本


そんな本や絵本が

きっと、誰にでも1冊や2冊、あるのではないでしょうか♪


その本や絵本には、

どんな思い出があり、

思いだすことで、どんな感情がわいてくるでしょうか?!


それは、なぜだと思いますか?





年齢を重ねて日常で絵本にふれる機会がほとんどなくなってしまっていた方も

お子さんを授かり、妊娠や育児を機に

改めて絵本を手に取り

なつかしさや新鮮さを感じているかたも多いことでしょう。




絵本や本って、不思議ですよね。


読んでくれる人の

声色やトーン、リズムなどの抑揚や表情などで

違う印象になり、

受け取り方も変わってきます。


どんな姿勢やスタイルで絵本タイムを過ごすか?により

読み手と聞き手、双方の

スキンシップやコミュニケーションの質も

さまざま変わってきます。


肌のぬくもり、におい、その場の雰囲気などから

お互いに沸き起こる感情や体験も

10人いたら10通り♪





その1回1回の思いや感情が

胸のずっと深いところにソッと入り

それが積み重なり

親子のこころをつないでいく

かけがえのない大切な共有時間だと

わたしはいつも感じています。



「この本を読んだら、こうなるはず!べき!」ということはなく

同じ本であっても、読み手と聞き手のとらえ方は同じとは限りません。

むしろ、違うことの方が多いものです。

どちらが良い、と言うこともなく

とらえ方や感情はその人個人のものなので、

自由にそのまま感じて大丈夫♪


なので、

自分の思いも、

お子さんのお思いも

丸っと味わってみてくださいね。


それがまた絵本の奥深さ、ですね。



★妊婦さんへ

お腹の赤ちゃんは6.7か月頃には聴覚もしっかりしてきます。

ゆったりとした気持ちの時に、

ママの好きな本を選んで読み聞かせしながら

赤ちゃんとの時間をすごしてみてくださいね。



★「どんな絵本を選んだらいいの?」と悩む方へ


絵本の選び方としては

目的やメリット、お子さんの年齢から選んだり

おすすめ本を参考にしている方も多いようです。


プラスして

いつも絵本選びでわたしが意識していたことは

  ⇓

「絵本を通して○○ちゃんと、どんな時間を過ごしたいかな?」と

描くことでした♪




ぜひ、ご参考になさってください。


【余談】

絵本って、大人も気づきや学びがたっくさんあり、

豊かさを得られませんか?


おすすめや大好きな絵本がありましたら

ぜひ教えてくださいね。





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