助産師さんのえんむすびコラム

Vol.23【妊娠期】妊娠線、予防したい!

Vol.23【妊娠期】妊娠線、予防したい!

2025年09月26日 17:43

VOl.23【妊娠期】妊娠線、予防したい!


えんむすびコラムへようこそ。

子育て案内所えんむすびの助産師なおです。


コラムでは、妊娠期から乳児期における何気ない質問や素朴な疑問について

お答えしたり、情報を発信しています。


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今回は、妊婦さんであれば誰でも気になる?!

『妊娠線』についてです。


「妊娠線を予防したい!」


そんな妊婦さんに妊娠線について

お伝えしますね


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1、どうして妊娠線ができるのか?

2、予防はできるのか?

3、どんな対策ができるかな?

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1、どうして妊娠線ができるのか?


Q.そもそも妊娠線とは?

お腹が急激に大きくなり、皮膚の表面が伸ばされることによってできる

 赤みを帯びた線のこと

  

Q.どこにできる?

→脂肪の付きやすいところ

 おなか、胸、太もも、わきの下、おしり、足の付け根、二の腕など


Q.なぜ、できるの?

①皮膚の表面の表皮の下にある、真皮と皮下組織の一部であるコラーゲンなどは

 伸びにくく、急激な皮膚の変化についていけないため

②ホルモンの変化



2、予防はできるのか?

はい、予防できます!

ただし、ケアをしたからと言って「妊娠線が絶対にできない!」わけではありません。

肌質により、できやすい・できにくい、があるようです。


<できやすい要因>

・皮膚に厚みがある、カサカサしている、弾力性が乏しい皮膚

・急激な体重増加がある

・乾燥する季節

・多胎

・高齢妊婦  など



時間と共に白く薄くなり、目立たなくなっていきますが

妊娠線は1度できると、完全に消えることはありません。


お腹が大きくなってくると下腹部も見えなくなってくるので

気がついたら「妊娠線ができてしまってた…」ということもあるでしょう。

ケアの時期は、できる限り早いタイミングで始められると良いでしょう。





3、どんな対策ができるかな?

妊娠中の皮膚の伸びに対応できるように

潤いと弾力あるようなケアして

予防していきましょう


①保湿 クリームやオイルで塗布し潤いをある皮膚へ。

    マッサージすることで血行を促し、

    新陳代謝を高める効果もあります

②体重管理

    急激な体重増加により、皮下脂肪が増えることで真皮にかかる負担も

    大きくなり断裂しやすくなります。

    皮膚の伸びに順応できるように、ゆっくりと体重を増やしていくことも

    妊娠線予防に重要になります

③温かいからだ作り(冷え対策)


   

妊娠中の何気ない体の変化やマイナートラブルについても

予防・対策することができます。

妊婦健診時に医師や助産師さんに相談したり、アドバイスを受けることで

より安心したマタニティライフを過ごしていくことができますよ。


子育て案内所えんむすびの

助産師相談も気軽にご利用くださいね。



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