助産師さんのえんむすびコラム

vol.30【妊娠期】こんな症状は、なぜ起こる?

vol.30【妊娠期】こんな症状は、なぜ起こる?

2026年01月29日 18:25

vol.30【妊娠期】妊娠中のこんな症状は、なぜ起こる?


えんむすびコラムへようこそ。

子育て案内所えんむすびの助産師なおです。


コラムでは、妊娠期から乳児期における何気ない質問や素朴な疑問について

お答えしたり、情報を発信しています。


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今回は、妊娠中に感じるからだの変化についてです。


お腹の中の赤ちゃんの成長とともに

妊婦さんの子宮は増大し、

からだの内部やホルモンなど

多々の変化が著しくおこっています。


いわゆるマイナートラブルと言われる症状を感じやすくなり

こころもからだもバランスが変化し

日常生活にも影響してくる場合もあります。


よくある症状および理由をみていきますね。

  • 頻尿・尿漏れ

    : 増大する子宮が膀胱を圧迫するために起こります。

    昼夜とわず回数は頻回になり、1回の尿量は少なくなることが多いです。

    頻回になると水分を控えたくなりますが、水分はこまめにとることが

    大切です。

    尿漏れは骨盤底筋のトレーニングで回復・改善できます。


  • 恥骨や足の付け根の痛み

    : 骨盤内に赤ちゃんが下りてくるために起こります。

    また、出産にむけて関節や靭帯をゆるめるリラキシンというホルモンの

    作用の関係もあります。

    半身浴や足湯で温めたり、ウォーキングやストレッチなどの

    適度な運動がよいでしょう。

    症状が強いときは、妊婦健診時に相談をしましょう。


  • 後期つわりや胃部不快感

    : 胃部の圧迫によるものです。

    消化の良いさっぱりしたものなど食べやすいものを

    少量ずつ小分けに摂取すると良いです。

    出産の準備が進み、赤ちゃんが下がってくると圧迫感や不快感などの

    症状は軽減してきます。ただ、ここで食べ過ぎには注意してくださいね。

      

  • 動悸・息切れ

    : 妊娠中は妊娠前よりも血液の量が多くなっており

    体の重みやバランスも変化していきますので

    血液を運ぶポンプ役である心臓への負担が増えることにより

    息が上がりやすくなったり、疲れやすく感じたりします。

    妊娠前よりも、ゆっくりとした動作を心がけたり

    小まめに休みながら、時間にゆとりをもって無理なく過ごしていきましょう。

    横になったり、休んだりしても症状が落ち着かなかったり、

    日常生活に支障を感じる時は、妊婦健診時に相談しましょう。


  • 睡眠リズムの変化

     : ホルモンバランスの変化や腹部増大によります。

     就寝前に軽いストレッチや温かい飲み物を飲んだり、ぬるめのお湯に浸かったりすると

     リラックスが促されます。

     体勢が辛い時は、抱き枕や布団などを利用して楽な合う姿勢を見つけてみましょう。

     お昼寝をする場合は、寝すぎず仮眠程度の時間にするのがポイントです。

     日中にお散歩やヨガなどをしたり、軽い運動などをすることは夜の入眠につながります。

     また、朝陽を浴びることで体内リズムも整いますよ。



他にも色んなマイナートラブルがおきることがあります。

成長する赤ちゃんを育てながら毎日毎日過ごしている妊婦さん!

もうそれだけで大仕事をしていますので

不安や心配なことはどんなに小さなことであっても

一人で抱えずに産院の医師や助産師さんに

声をかけてくださいね。


子育て案内所では

対面やお電話などでもお話をお聞きしていますので

ご利用お待ちしています。




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子育て案内所 えんむすび

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